石窯パン工房まる
小清水産の小麦を使い、手作りの石窯で焼き上げる隠れ家的パン屋さん

「石窯パン工房まる」は、店主の丸山さんが手作りした石窯で焼き上げたパンを、週末限定で販売をするパン屋さんだ。畑の中にぽつんとあるお店の見た目はごく普通の民家だが、扉を開けると香ばしいパンの香りが漂ってくる。
そんなまるの人気商品は、シナモンを抜き極力シンプルに仕上げた「アップルパイ」と、茹でたもち麦を練り込んだ「もち麦食パン」、フランスパンの生地にバターを包みイタリア産の岩塩を振りかけた「塩バター」の3品だ。
中でも「もち麦食パン」は、まるの物件を紹介してくれた農家さんの一言から生まれたという逸品。もち麦を混ぜ込んだことで普通の食パンよりモチモチ感があり、翌日になってもしっとり感が続くという特徴がある、売り切れ必至の人気商品だ。
オホーツク産の中でも品質が良いという小清水の小麦の良さを引き出せるようにパン作りを行っているという丸山さん。今後は、店内から見える庭を整備して小鳥がやってくるパン屋さんにしたいとのこと。
2020年11月からは新しくなった石窯を使い、さらに美味しくなったパンを作り続けている。畑の中の隠れ家的なパン屋さんで、ほっこり美味しいパンを味わってみてほしい。

たくさんのパンが並ぶショーケース。どれも美味しそうで迷ってしまう。

巣箱が置かれた庭には時々小鳥がやってくる。小さな森を目指しているそうだ。

新しくなった石窯。一回り大きくなり、よりたくさんのパンが焼けるようになった。