味とおみやげ「花街道」
原生花園に寄り添ってきた商店と元祖すり身団子
小清水原生花園にある商店「花街道」は1963年、商店を営んでいた髙橋さんのご両親が、北浜で仕入れたサクランボを原生花園で売り始めたのが始まりだという。その当時は原生花園の踏切付近に沢山のお店が青空市のように並んでいたそうだ。
半世紀を優に超える歴史を持つ花街道は、開店以来、原生花園のそばで商店を続けてきた。店の売りは、網走が発祥とされる魚のすり身に、小清水産じゃがいものでん粉とひじき、人参などを練り込んで揚げた「すり身団子」。串に3個刺さった揚げたて熱々の団子を頬張ると、しっかりとした弾力のかみ応えとともに、すり身の旨みがあふれ出す。シンプルだが間違いのない確かな味だ。
時間があるときは積極的にお客さんに声をかけて会話を楽しむ花街道の接客スタイルは、古き良き日本のツーリズムを彷彿とさせる。髙橋オーナーは、原生花園の風景や小清水の味と共に、訪れてくれた人の旅の1ページとして記憶に残れたらと話す。小清水原生花園の見学の際には、是非立ち寄ってもらいたい。
花街道名物のすり身団子。小清水産じゃがいものでんぷんが練りこんである。
焼きホタテやツブ串、小清水産男爵イモを使ったあげいもも人気。
オーナーの髙橋さん(中央)と従業員の皆さん
店舗名:味とおみやげ「花街道」
住所:北海道斜里郡小清水町字浜小清水2番地2号
(小清水原生花園インフォメーションセンターHANA内)
営業時間:8時30分~17時30分(4月と10月は9時00分~17時00分)
営業時期:4月25日~10月31日
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住所:北海道斜里郡小清水町字浜小清水2番地2号
(小清水原生花園インフォメーションセンターHANA内)
営業時間:8時30分~17時30分(4月と10月は9時00分~17時00分)
営業時期:4月25日~10月31日
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