止別海岸治山の森
海岸防災林を歩く気持ちの良い遊歩道

止別海岸治山の森は、オホーツク海岸に沿って広がる面積171ヘクタールの広さを誇る海岸防災林だ。オホーツク海の高潮や塩害を防ぐために造成された止別海岸の防災林は、1937年から造成が始められ、年々拡大を続けている。
中には全長1.7キロメートルの遊歩道が整備されており、止別海岸の砂浜を歩く「海岸通り」や、防災林や内陸側に残っている天然林の中を歩く「森林浴通り」など、30~40分程でいろいろな景色を楽しむとともに海岸防災林の役割を学ぶことができる。
遊歩道の入口から170メートルのところにある見晴台では、雄大なオホーツク海を臨む開放的な景色を眺めることができる。2~3月には止別海岸に流氷が接岸するため、海岸まで降りて流氷を間近に見学することができるスノーシューツアーなども行われている。
晴れた日には森林浴とともにすばらしい景色を体験することができる隠れた散策スポットだ。
小清水森へ導く会と遊歩道整備
「小清水森へ導く会」は、網走南部森林管理署の退職者や林業経験者らが集まり、町内の森林環境整備に積極的に取り組み、町民の憩いの森林をつくろうと平成12年(2000年)に設立されたボランティア団体。「止別海岸治山の森遊歩道」は小清水森へ導く会が、国土緑化推進機構の助成を受けて資材を調達し、設計・搬入・組み立てなどの作業はすべてボランティアで行い、平成14年(2002年)4月に完成した。
入口から約170メートル歩いた先にある見晴台。目の前に広がるオホーツク海が美しい。

防災林の中にあるハルニレの巨木。小清水町の保存樹木にもなっている。

うっそうとした森を抜けた先には波音だけが聞こえる広く静かな止別海岸が広がっている。
