町長の部屋(2025年6月)

小清水町長 久保 弘志
初夏の爽やかな風が心地よい季節となりました。
町民の皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
花の成長を促す小清水原生花園「火入れ」を、晴天のもと5月8日にインフォメーションセンターHANAより西側の約15ha分を2年ぶりに行いました。観光シーズンの始まりを告げるように「火入れ」跡から草木が芽吹き始め、多くの野鳥が訪れる濤沸湖畔とともに、ヒオウギアヤメ・センダイハギ・ハマナス・エゾキスゲ・エゾスカシユリなどが一面に広がりを見せはじめた小清水原生花園を多くの方々に訪れていただければと思っております。
また、ハイランド小清水725もオープンし、登山・キャンプなど多くの方々を迎えるにあたり、5月17日、春のゴミゼロクリーン作戦を実施しました。当日参加いただいた65名の皆さまには、じゃがいも街道(町道21線)の清掃活動にご協力いただき厚くお礼申し上げます。今後ともごみの散乱を防止し、住みよいまちづくりに向け地域の環境美化を推進するとともに、多くの方々に来町いただきまして、商工・観光業の皆さまにとっては賑わいと活気あふれたシーズンとなりますよう心よりご期待申し上げます。また、農業者の皆さまにおかれましては蒔き付け作業もひと段落を終え、アスパラの収穫期を迎えています。本年は、全ての農作物が天候に恵まれ順調に育ち、農業者の皆さまにとって実り多き年になりますよう心より期待しております。
さて、今年の「オホーツク シー・トゥー・サミット2025」は6月15日に開催されます。この大会は網走湖から小清水原生花園を通り藻琴山まで、カヤック 7.5㎞・バイク 35㎞・ハイク 2㎞のコースとなっており、大自然あふれるオホーツクを颯爽と走り抜け、五感で自然に触れながら完走を目指す環境スポーツイベントです。多くの町民の皆さまも参加されますので、お見かけした時には応援いただければ幸いに存じます。
5月15日、株式会社タイミー様と包括連携協定を締結いたしました。この協定は、本町において様々な分野における担い手の確保は喫緊の課題でありますことから、双方の資源を活かした事業に協働で取り組むことにより、多様な担い手の確保を通じた雇用の創出と町内の経済活性化を推進することを目的としております。担い手確保に苦慮されている事業者様に幾分でも雇用につながるよう進めていければと願っております。
最後に、小清水町定例町議会が6月17日より開催される予定であります。町政に1人でも多くの方々に興味を持っていただき、町民の皆さまとともにまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、ぜひ、議会傍聴をはじめ、町政に積極的に参画いただきますようお願い申し上げます。
令和7年6月1日
小清水町長 久保 弘志