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町長の部屋(2025年4月)


町長の写真

小清水町長 久保 弘志

 

やわらかな春風を頬に感じ、心華やぐ頃になりました。
町民の皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
 
我が国の経済は緩やかに持ち直しておりますが、不安定な国際情勢の影響などによる物価上昇が賃金上昇を上回るとされる中、政府は科学技術等の分野での官民連携による投資の拡大やこども未来戦略等に基づく少子化対策・こども政策の抜本的強化等の取組みを加速させ、中小企業や地方においても最低賃金の引上げを実行するなど物価上昇を上回る賃金上昇の定着を目指しています。政府の国民目線に立った幸せや豊かさが感じられる施策の展開に期待するところであります。
さて、本年度は町長の改選期にあたり、骨格予算として一般会計予算額は66億円(前年比6.4%減)、5つの特別・企業会計を合計した総額は86億13百万円(前年比5.4%減)で編成し、3月18日まで開催された定例町議会において条例改正や補正予算、新年度予算など全ての議案について可決いただきました。
予算編成にあたっては、年度の途中において選挙が執行されますことから、この間行政に空白あるいは停滞を及ぼすことがないよう継続的に行う事業や既に調査設計などを実施しているもの、町政進展を図る上で執行すべき経費を国の補助金などによる財源の確保に努め計上させていただきました。
二期に渡り、町民皆さまの負託を受け町政の運営にあたらせていただき、農業・林業の振興、地域公共交通対策、地域の絆の再生・地域コミュニティの活性化や福祉でまちづくりなどを推進してまいりましたが、近年、人口減少問題や多様化する住民ニーズなど町が生き残るために解決すべき課題は山積しております。このような中、この町が今後取り組むべき具体的な施策として「小清水町デジタル田園都市構想総合戦略」を策定いたしました。この施策は近年の社会情勢を踏まえ国の基本方針のもと、新たな視点「デジタル技術やAIを活用し誰もが便利で快適に暮らせるまちづくり」、「GX・カーボンニュートラルを推進し自然と共生した脱炭素のまちづくり」、「フェーズフリーなまちづくり」を盛り込み、「未来へとつづくまちづくり」を進めるものとなっております。
また、「住みつづけられるまち」を目指すためには、町財政の健全性を維持する必要があり、そのためにも効率的・効果的な行政運営を目指した行財政改革に取り組む必要があることから、令和7年度で期間満了となる「行財政改革推進大綱」の見直しも行う予定であります。
町民の皆さまが幸せを感じ笑顔で安心して暮らすことができるまちづくり、そして、未来へとつづくまちづくりにより一層のお力添えを賜りますようお願いいたします。
 
最後に、町民の皆さまにはお体を大切にし、お元気でお過ごしいただきますとともに、引き続き町政運営に多大なるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
令和7年4月1日    
小清水町長 久保 弘志


 

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