帯状疱疹任意予防接種費助成事業
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因でおこります。
治った後もウイルスは体内(神経節)に潜伏し、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みがあらわれます。神経の損傷がひどいと、皮膚の症状が治ったあとも、痛みが続くことがあります。
50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種ができます
帯状疱疹の発症予防及び罹患後の重症化や後遺症を防ぐため、50歳以上方はワクチンの任意接種が認められています。
町では、令和5年度(2021年)より、健康の保持増進と経済的負担の軽減を目的に予防接種費用の一部を助成いたします。
助成内容
助成対象者 | 次の全てに該当する方 (1)満50歳以上の町民の方 ただし65歳以上で定期接種の対象者は除きます。 ※令和7年度(2025年)から65歳を迎える方などが定期接種の対象者になりました。 対象者には別途個別通知をしています。 (2)対象者及び同居する世帯全員に町税等の滞納がない方 |
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対象ワクチン | (1)帯状疱疹ワクチン:2回接種 (2)水痘ワクチン:1回接種 ※どちらのワクチンを接種するかは、予約申込前に主治医と相談のうえ、ご判断ください。 |
実施場所 | 小清水赤十字病院 ※他の医療機関で接種する場合は、助成対象になりません。 |
助成額 | 次のワクチンの接種費用の1/2を助成します。※下記金額は助成額 (1)帯状疱疹ワクチン 11,220円×2回=22,440円 (2)水痘ワクチン 4,370円×1回=4,370円 ※予防接種費用の助成は、お一人1回限りです。 ※接種費用から助成額を差引いた金額が自己負担額になりますので、病院窓口で直接お支払いください。 |
予約から 接種まで の流れ |
1.ワクチン接種の可否と種類について、主治医に相談してください。 |
ワクチンの比較 ※帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あります
《 助成の対象になる2種類のワクチンの比較 》 帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あります。 それぞれ特徴が違いますので、予約前に主治医に相談してください。 |
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名 称 | 水痘ワクチン | 帯状疱疹ワクチン |
種 類 | 生ワクチン 販売名:ビゲン |
不活化ワクチン 販売名:シングリックス |
接種回数 | 1回 | 2回 (2ヶ月後から6ヶ月以内に2回目接種) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
副反応 | 70%以上:- 30%以上:発赤 10%以上:接種部位の痒み、痛み、腫れ 1%以上:発疹、倦怠感 |
70%以上:疼痛 30%以上:接種部位の発赤、筋肉痛、疲労 10%以上:頭痛、悪寒、発熱、胃腸症状、接種部位の腫れ 1%以上:接種部位の痒み、倦怠感 |
接種できない方 | 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 | 免疫の状態に関わらず接種可能です。 |
接種に注意が必要な方 | 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3カ月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6ヶ月以上置いて接種してください。 | 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 |
ワクチンの予防効果 | 接種後1年時点:6割程度 接種後5年時点:4割程度 接種後10年時点:- |
接種後1年時点:9割程度 接種後5年時点:9割程度 接種後10年時点 :7割程度 |
接種費用 | 9,460円×1回 | 22,440円×2回 (合計 44,880円) |
お問い合わせ
保健福祉課健康推進係
℡ 0152-62-4480
メール hokenmgr@town.koshimizu.hokkaido.jp