町長の部屋

小清水町長 久保 弘志
朝夕の風が涼しくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。
町民の皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
本町の基幹産業である農業では、実りの秋の終盤を迎えています。春先は温暖な気候により融雪が進んだことで、蒔き付けが順調に始まり、その後は気温や降水量が平年並みに推移したことで、農作物全般について概ね順調に生育していると伺っております。
秋まき・春まき小麦は、品質、収量ともに平年を上回る実績となり、馬鈴しょは収量、ライマン価(でんぷん含量)ともに例年より高い結果となっているようで、てん菜や大豆についても概ね順調に生育していると伺っております。
農業者の皆さまには、これまでのご努力に敬意を表するとともに、これから迎える収穫作業が安全に進み、今年は実り豊かな出来秋となることを心より願っております。
小清水小学校金管バンドが9月26日、苫小牧市で開催された「第45回北海道小学校バンドフェスティバル」で見事金賞を受賞し、北海道地区の代表として11月21日、大阪城ホールで開催される「第45回全日本小学校バンドフェスティバル」への3年連続の出場を決めました。この素晴らしい快挙に深い感銘を受けるとともに、子どもたちのたゆまぬ努力と日々の練習の成果が実を結んだものと、大変うれしく思っております。全国大会での更なるご活躍を心からご祈念申し上げますとともに、ご指導、ご協力されている関係者の皆さま方に感謝申し上げます。
町内の街灯の下や建物の壁などで、大型の蛾「クスサン」が大量に発生し、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。クスサンは、気象条件や餌となる樹木の状況、天敵など、さまざまな要因によって発生数が大きく変動し、周期的に大量発生することがあります。今年は、こうした条件が重なったことにより、大量発生につながったものと考えられます。
クスサンの成虫は、8月下旬から9月にかけて羽化し、寿命は1週間ほどとされています。その短い期間に樹木や外壁などに卵を産み付け、卵は越冬した後、翌年の4月下旬から5月上旬頃に幼虫となります。
大量発生した年の翌年以降は、食物連鎖などによって天敵が増えることで、数年のうちに発生数が自然に減少していくものと予測されますが、発生を抑えるためには卵の段階で取り除くことが最も効果的とされていますので、卵を見つけた場合には可能な範囲で取り除き、土の中に埋めるなどして処理していただきますよう、ご協力をお願いいたします。
最後に季節の変わり目を迎え、朝晩の気温差も大きくなる時期となりました。町民の皆さまには体調管理に十分ご留意いただくとともに、引き続き町政運営に対するご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年10月1日
小清水町長 久保 弘志