町長の部屋(2024年8月)
小清水町長 久保 弘志
夏の日差しが眩しいこの頃、暑さが続く季節となりました。
町民の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」は町民の交流を深め、賑わいを生み出す場としてフィットネスジムやカフェ、ランドリー、子どもの遊び場などが設けられた役場庁舎であり、災害発生時にはカフェは炊き出し、フィットネスジムは一時避難場所となります。日常の生活を豊かにするものが非常時にも役立つといった新たな防災の形「フェーズフリー」を実現させ、全国初のフェーズフリー認証を取得した役場庁舎「ワタシノ」に松本総務大臣が7月18日来訪されました。
この「フェーズフリー」が全国的に広がることを期待する次第であります。
7月21日、本町の夏の一大イベント「ふるさとまつり」が開催され、様々なイベントで会場が盛り上がり、色とりどりの花火の打ち上げでまつりを締めくくりました。町内外から多くの方々が会場を訪れ楽しんでいただく姿を目にし、微笑ましく、大変うれしい思いを抱かせていただきました。
7月22日には、持続可能な社会の実現に向けて、次代を担う人材の育成や地域防災の情報伝達と安全・安心、地域の課題解決に関することを連携して取り組むため「小清水町と北海道テレビ放送株式会社(HTB)との包括連携協定」を締結いたしました。今後、様々な事業において連携し、住み良いまちづくりにつなげていきたいと考えております。
さて、農業者の皆様におかれましては、じゃがいもの花が畑一面を色鮮やかに覆いつくす中、黄金色に輝く小麦の刈り取り作業が始まり、夜遅くまで作業されていることに感謝申し上げます。様々な農作物の収穫時期を迎えることとなりますが、農作業事故がなく、本年が農業者の皆様にとって実り多き年になりますよう心より期待しております。
最後に、日中は夏日と暑さが続いておりますのでクーリングシェルターである防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」を活用いただくほか、普段より水分は多めに取る、食べ物は冷蔵庫に入れるなど熱中症や食中毒対策を行っていただき、町民の皆様には元気にお過ごしいただきますとともに、引き続き町政運営に多大なるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年8月1日
小清水町長 久保 弘志