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町長の部屋(2024年4月)


町長の写真

小清水町長 久保 弘志

 

 

やわらかな春風を頬に感じ、心華やぐ頃になりました。
町民の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
 
昨年度は様々な国際情勢の影響による物価高騰などにより地域経済への影響は大きく、また、猛暑の影響を大きく受けた基幹産業である農・畜産業や商工業者等も依然先行きが不透明な中、本年度は国が実施する経済対策への対応や補足的に実施する町の経済対策の実施など、これまで以上に庁内組織が一丸となり対応していかなければならないと考えております。
 
さて、本年度の一般会計予算額は70億5,300万円、5つの特別・企業会計を合計した総額は91億円と大変大きな予算となりましたが、本年秋開業予定の認定こども園の建設や防災拠点型複合庁舎の外構工事などの大型事業を実施するほか、私が公約に掲げている移住・定住対策、地域公共交通対策、地域コミュニティの再生、福祉でまちづくりなど、スピード感をもって、町民ニーズを的確に捉えた新たな発想も取り入れ取り組んでまいります。
また、本年は次なる10年を見据えた「第6次総合計画」、そして、本町が取り組む具体的な施策をまとめた「デジタル田園都市構想総合戦略」が集大成となる最終年次を迎えます。
少子高齢化・人口減少社会への対応は急がなければなりませんので、当戦略に掲げる各種施策実現のため、大きな危機感をもって取り組むほか、国をあげて取り組まれている「ゼロカーボン社会の実現」及びデジタルトランスフォーメーション「デジタル社会への対応」に係る取り組みに加え、特に加速化的に取り組まれる「次元の異なる少子化対策」についても遅れることなく、全庁的に取り組んでまいります。
 
本年1月1日能登半島を震源とする大きな地震により、広範囲に及ぶ甚大な被害が発生し、沢山の尊い命が失われました。このような災害は、いつ小清水町で発生するかわかりません。このことを重く受け止め、町民の皆様とともに日常時に役立つものが非常時にも役立つという「フェーズフリー」の考えのもと防災・減災に関する取り組みを進めていかなければなりません。地域や団体の皆様がお集まりになる際に、ぜひ、職員にお声がけいただき、勉強会等の機会を設けていただければと思います。
 
最後に、皆様には、本年度も引き続き町政運営に多大なるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
令和6年4月5日


小清水町長 久保 弘志
 

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