令和4年度オホーツクSEA TO SUMMIT
自然あふれるオホーツクを颯爽と走り抜け、360度パノラマの絶景を目指します。海・里・山のステージ、そして、JR釧網本線を走る特別列車も楽しめる唯一の大会です。
網走市
流氷観光の拠点として全国でも有名な観光地で、広大な畑作地帯であり、オホーツク海や湖を利用した漁業が盛んに行われています。
「網走」という地名は「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地)から出たとも、「アパ・シリ」(入り口の地)あるいは「チバ・シリ」(幣場のある島)などの諸説があって定まりませんが、いずれにしろ「アパシリ」というアイヌ語を漢字にあてたものとされています。
小清水町
恵まれた地形や天候を生かし、馬鈴薯、てん菜、小麦を中心とした畑作や酪農が営まれており、道内でも有数の農業地帯です。
町名の由来は、アイヌ語「ポン・ヤワンペッ」(小さい方の内地側の川、すなわち止別川の支流)が 「ポン・ヤンペッ」(小さな冷たい川)と誤解され、それが意訳されたことによる。
オホーツク
オホーツクは英語表記で「Okhotsk」であり、その語源はツングース語の「Okata」(川)やロシア語の「Okhota」(狩猟)と言われています。
オホーツク人とその文化は、アザラシやオットセイなどの海獣狩猟を行いながらオホーツク海沿岸に分布し、ロシア沿岸から私たちの住む北海道の北東沿岸へと広がり、この地に根付いたと言われています。
オホーツク海は栄養塩、プランクトン量の多い基礎生産力の高い海で、漁業生物の宝庫と言われており、ウニや毛ガニ、カラフトマス、クジラ、サケ、きんきなど四季を通じて海産物が獲ることができます。
また、冬になるとオホーツク海のはるか北、サハリン北東部の海で生まれた流氷が、はるか1,000㎞の旅をして、1月の終わりから2月の始めにオホーツク沿岸部に流れ着きます。
オホーツク地域は、北海道の北東部のオホーツク海沿岸、その付近の18市町村で構成され、網走市、小清水町も含まれています。
受付日程
令和4年(2022年)6月18日(土)
■11時00分~15時00分受付
会場 エコーセンター2000(オホーツク・文化交流センター)
網走市北2条西3丁目3番地
大会日程
令和4年6月19日(日)
6時30分~出発式
会場 呼人浦キャンプ場
網走市字呼人
7時00分~海のステージスタート
◇海のステージ パドルスポーツ ※川を下るため、ヘルメット着用
(距離7.5km2時間程度)
網走湖(呼人浦キャンプ場)
↓
網走川エコーセンター2000
↓
網走国定公園「網走湖」
網走湖は南岸の湖畔にミズバショウの大群生地があり、天然記念物に指定されています。海跡湖、富栄養湖でありシジミ、ワカサギ、シラウオなどの漁業が行われていて、淡水湖では全道一の水揚げであり、サケの孵化も行われています。
また、冬には凍った湖面に穴を空けて釣り糸を垂らすワカサギ釣りが大変人気です。
9時50分~10時10分 特別列車
◇オホーツクSEA TO SUMMIT特別列車
JR釧網本線 網走駅
↓
JR釧網本線 浜小清水駅
JR釧網本線JR北海道の協力によりオホーツクSEA TO SUMMIT特別列車が運行され、みなさんには網走駅から浜小清水駅まで乗車していただきます。車窓からは、クロユリの花が短い夏の到来を告げると、センダイハギやエゾスカシユリが次々と咲き始める網走国定公園「小清水原生花園」、数多くの渡り鳥が飛来地するラムサール条約に登録された「濤沸湖」(とうふつこ)、さわやかで深みのあるオホーツクブルーに染まる「オホーツク海」を望むことができます。
10時15分~里のステージ(バイク)スタート
◇里のステージ バイク(距離38.3km3時間程度)
小清水ツーリストセンター(JR浜小清水駅隣接)
↓
小清水町役場(エイドステーション)
↓
藻琴山
ハイランド小清水725
農村風景
風に揺られ穂がなびく小麦畑、緑が萌えるじゃがいも畑、一面に広がるビート(てん菜)畑、目の前を横切る野生動物、先の見えない一直線の道路といった北海道らしい広大な風景を楽しむことができます。
後半のヒルクライムが難所ですが、交通量が少なく、穏やかでさわやかな初夏の風を感じることができます。
山のステージ ハイク(距離1.9km1時間程度)
藻琴山 ハイランド小清水725
↓
藻琴山山頂
阿寒摩周国立公園「藻琴山」
標高1,000mの山頂からはオホーツク海、知床連山、屈斜路湖など、オホーツクの雄大な景観を360度見渡すことができます。
藻琴山にはウグイスやキタキツネ、エゾウサギなどの動物が数多く生息しており、登山口がある展望台「ハイランド小清水725」の周辺では、シマリスを見ることができるかもしれません。
■15時30分~終了