令和3年9月21日

小清水町長 久保 弘志
9月の半ばに入り、今年も豊穣の秋を迎えるため、農業者の皆さまをはじめ関係者一丸となり、天候に対する適切な対応と防除対策や排水対策など適切な「ほ場」管理徹底により、大切に育てられた作物の収穫作業も残すところわずかとなってまいりました。無事に収穫作業が終えますことを心より願うところであります。
本年は1年越しとなった2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、コロナ禍において様々な制約等のもと東京で開催されました。選手が一生懸命に戦う姿は日々多くの感動と勇気を与えていただき、復興五輪の成果として、コロナに負けない国民の団結につながった大会であったと思っております。
本町では8月末で新型コロナウイルス感染症に対する集団予防接種を終え、現在は個別の予防接種を小清水赤十字病院の協力を得て実施しております。全国的な緊急事態宣言下、町民の皆さまには多大なご不便とストレスをおかけしておりますが、接種が進む世界の国々ではコロナ収束への効果が現れてきておりますことからも、希望するすべての対象者の方にワクチン接種ができるよう尽力してまいります。
本年も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、敬老会等の行事は中止や縮小とさせていただきましたが、今後「With コロナ」の中で、私たちの暮らしと私たちにできることについて考えていく必要があると思っております。
さて、小清水町定例町議会が9月15日から17日までの3日間で開催されました。今定例会は令和2年度決算審査のほか、コロナ対策として4度目の個人事業者等支援事業の実施、高齢者等インフルエンザワクチン接種事業の無償化、高校跡地に建設中の農業振興拠点施設に機能移転を行う活性化センター調理加工室等の改修を行うための実施設計など事業予算を提案・可決いただきました。引き続き町民サービスの向上のための施策展開を図ってまいります。
台風シーズンが到来する中、突発的な豪雨などへの備えとして、防災グッズ等の確認、町からの防災情報等に注意いただくとともに、引き続き三密回避、マスク・うがい・消毒などの基本的な感染症対策の徹底をお願いいたします。