令和3年1月
小清水町長 久保 弘志
新年あけましておめでとうございます。新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は感染防止対策と地域経済の両立という難しい対応を迫られる一年でしたが、町民の皆様におかれましては、人と人との距離の確保をはじめ、マスク着用や手洗いの徹底など、引き続き感染拡大防止にご協力をお願い致します。
さて、本年の町政を展望しますと、基幹産業である農業につきましては担い手の減少をはじめTPPや日EU・EPA、さらには新型コロナウイルスによる需要衰退などによって、農業を取り巻く環境は厳しくありますが、関係機関と連携しながら、農業の持続的発展に取り組んでいきます。
商工観光は、モンベルショップを併設した小清水ツーリストセンターのオープン以来、交流人口は好調に増加していますので、この流れを絶やすことなく関係機関と連携しながら町内全体の経済活性化に向けて取り組みを進めていきたいと考えております。
また、未来を担う子どもたちの教育環境を整え、安心して子育てができる環境づくりのほか、少子高齢化と人口減少社会に対応した福祉と防災対策、まちの情報発信機能の強化、自治会・自主防災組織などと連携した地域コミュニティ形成など、将来にわたって安心して暮らせるまちづくりのため、町民皆様の声に耳を傾けながら、町政執行の基本である「住んでよかったまち・住みたいまちづくり」に取り組んでいきます。結びに、町民の皆様をはじめ、多くの方々のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。