学芸会「小清水ほがじゃ物語」~小清水小学校6年生創作劇~
11月14日に小清水小学校で学芸会があります。
プログラム15番に「小清水ほがじゃ物語」をやります。
一番のみどころは「でん坊ダンス」です。
今はやりのダンスが出てきます。6年生全員で力を合わせて練習してがんばってきました。
ぜひ見に来て下さい。
小清水小学校6年生より
プログラム15番に「小清水ほがじゃ物語」をやります。
一番のみどころは「でん坊ダンス」です。
今はやりのダンスが出てきます。6年生全員で力を合わせて練習してがんばってきました。
ぜひ見に来て下さい。
小清水小学校6年生より
小清水小学校6年生のみんなから学芸会の招待状が届いたよ!
招待状には「小清水ほがじゃ物語」という創作劇をするから来てほしいって書いてあったんだ。
出張中の「ほがじゃ」係長に代わって、ぼく「でん坊」が「小清水ほがじゃ物語」を紹介するね。
第1幕 農家の日常
総合学習の時間に、じゃがいも農家の「武藤さん」家を訪れて、じゃがいもの種類や収穫する機械、病気など、学んだことを“田望(でんぼう)の家族”と“穂我者(ほがじゃ)の家族”が会話を通して、披露したよ。~ 4年前へタイムスリップ ~
第2幕 でんぷんが足りない!
山口油屋福太郎さんの「めんべい」に使うでんぷんが足りないことを浦田常務取締役(現小清水北陽工場長)が山口社長に報告する場面。 左(浦田常務)「社長大事なお話があります。」右(山口社長)「なんだ、あらたまって。言ってみたまえ。」
でんぷん不足を解決するため、北海道産ではないでんぷんを使った試作品を社長に食べてもらったけど、本来の味が出なくて、頭をかかえて悩んでしまった…。 (山口社長)「なんと!食感も味も全然違うじゃないか。」
(浦田常務)「北海道産のでんぷんでなければ、わが社のブランド”めんべい”が廃品の危機に直面してしまいます。」
山口社長がラジオを聞いているとき、小清水町の”これぞ小清水!!実行委員会”が巨大な団子(でんぷん団子)でギネス記録に挑戦し、挑戦は大成功したと放送されたんだ。 『ラジオニュースです。小清水町で巨大でんぷん団子がギネスに登録されました。』
(山口社長)「巨大なでんぷん団子を作るくらいだ。でんぷんがあまっているかもしれない。」 (山口社長)「あまっているでんぷんを分けてもらいたいのですが…。」 (JAこしみず河合部長)「大変申し訳ありませんが、取引先以外の企業に分けられるでんぷんはございません。」
山口社長がJAこしみずにでんぷんをわけてほしいことを伝えたけど、電話では断られてしまったんだ。でも、山口社長はあきらめずに小清水町へ交渉に行ったよ。
いざ、小清水町へ (JA佐藤組合長)「提案なのだが、廃校した学校を使ってせんべいづくりをしてみないか。」
JAこしみず佐藤組合長が、はるばる福岡県から来てくれた山口社長に、他の役員の反対を押し切って、提案した場面だよ。
廃校が決まった小学校の再利用だけではなく、工場を招いて雇用をつくりだすことで、まちの発展につなげようとしたんだ。
第3幕 農家婦人会(農家の奥様たち)
「うちのお父さんたら、毎日、毎日、ぬいだ服がその辺にころがっててさ~。」「あるある~。」
「でも、お仕事頑張っているから許しちゃうのよね~。」
農家の家庭での日常のひとこまを「あるある~」に乗せながら、紹介したよ。
~ ちょっと一息 「でんぷんダンス」 ~
でん坊のテーマソングを使った、オリジナルのでんぷんダンスで、会場もぼくもノリノリ~
第4幕 息子の旅立ち
まちでは、後継ぎ問題が深刻化していて、子どもの夢を応援したいけど、子どもに農家を継いでほしいという親の葛藤(かっとう)を演じたよ。 (息子)「父さん、東京に行く。やりたいことを見つけに行くよ。」(父)「東京にいけば、やりたいことが見つかるとでも思っているのか。」
~ 旅立ちの日 ~ (父)「就職するまで帰ってくるんじゃないぞ。」 (息子)「言われなくても自分の力で何とかして見せるよ。行ってくる。」
▲"ほがじゃ"をおみやげとして持たせるお母さん
『小清水ほがじゃ物語』を作って演じてくれた皆さんありがとうございました。