教育長室だより(令和3年7月)

 土用の丑の日              (令和3年7月29日筆)

 兎にも角にも暑い毎日が続いています。しばらく雨も降っていませんが、小麦の刈り取り作業が始まりました。雨不足による農作物への影響はどうでしょうか。農家の皆さんは盛大に雨乞いをしたいところでしょうが、コロナ禍ではそうはいきませんね。
 暑いと言えば、昨日28日は「土用の丑の日」。「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)を指すそうです。ですから年に4回あります。「丑」は、十二支の一つです。今年は丑年ですが、日にも十二支が割り振られています。つまり12日間で十二支が繰り返されているということです。土用の18日間にめぐってきた丑の日が「土用の丑の日」で、昨年のように2回ある年もあります。夏の土用は梅雨明けや大暑に重なり体調を崩しやすいため、最も重要視されるようになったのです。夏の土用の丑の日は「う」が付くものを食べると夏負けしないという言い伝えがあるそうです。ウナギはもちろん、うどん、瓜、梅干しもなども良しとされています。ちなみに私はというと、先週にフライングしてウナギを食べましたので、スープカレーでした。
 さて、賛否の声もあるなか東京五輪が始まりました。選手達の熱い戦い、日本人選手のメダル獲得の報道に、コロナ禍で曇った気持ちでいる中、メダル獲得など明るいニュースに気持ちも晴れてやっぱり嬉しい、心も躍り顔もほころびます。
 一方、緊急事態宣言発令中の東京都を始め都市部では感染者が日に日に増加しており、五輪をやっていることが外出自粛や飲食制限とかコロナ対策とは逆のメッセージに受け取られているのかもしれません。北海道でも感染者が増加傾向にあることから鈴木知事が「まん防」を国に要請しているという報道がありました。ここオホーツクでも連日、感染者数が報告されておりコロナ感染に対して鈍感になってきているような気がします。
 小中学校では夏休みに入りましたが、観光客が次第に増えてきており、また、アウトドアブームもあってキャンプ場などはとても賑わっている状況です。更に8月お盆の帰省時期を迎えますので、児童生徒の感染がとても心配です。ご家族と共に楽しい夏休みを過ごしてほしいのですが、保護者の皆様には感染対策を徹底していただくようようお願いいたします。
 今週26日、中学校剣道部の皆さんが来庁され全道大会出場の意気込みを語ってくれました。同じく野球で全道大会に出場する流星スポーツ少年団の活躍を期待しています。ともに練習の成果を発揮して試合に臨み怪我なく元気に帰町することを願っています。
 もう一つ、
 7月27日、任期満了に伴う町長選挙が告示されました。立候補者は現職の久保町長のみで締め切られ、当選が確定しました。久保町長の二期目の町づくりに少しでも支えになればと私も気持ちを新たにしています。
 
教育長 加藤 友幸

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