教育長のあいさつ

 平成29年就任以来、2期目の任期も残り4月となりましたが、新・教育長制度のもと総合教育会議後は、教育委員や学校長も加わり民意を代表する町長との協議を尽くし「小清水町教育大綱」の策定をはじめ「教育相談に関する事務規則」の制定「いじめ基本方針」の策定、学校訪問及び教育懇談会の開催など教育委員の方々とともに、小清水町教育行政の発展に尽力してまいりました。
この間、新型コロナウイルス感染症の対応に追われ、学校現場や児童生徒並びに保護者の皆様にはたいへんなご苦労とご協力をいただきました。心から感謝申し上げます。未だ終息には至っておりませんが、学校行事、イベントなども試行錯誤しながら工夫したなかで実施できています。
 GIGAスクール構想の推進により一人一台端末が配備され、新しい学習スタイルが始まりました。小清水町でも子どもたちの学びを止めないことを最優先に取組を着実に進めています。
小清水町教育委員会では、小清水町総合教育大綱に基づき、学校分野では小中一貫教育による9年間を見通した学習プログラムを構築する取組を進めています。また、生涯学習の分野では、学ぶ活動をとおして、社会参加や町づくりのへの参画を促す仕組みづくりに取り組んでいます。
しかしながら、子どもたちの学力の向上、教職員の働き方改革、部活動の地域への移行など迅速に取り組まなければならない課題を多く抱えており、その解決に向けて強い気持ちで取り組んでまいります。
引き続き、新型コロナ感染症対策に取り組み、学校教育では、子どもたちの生命や健康を守るとともに元気な学校づくりを目指し、また、社会教育では、まちづくりは人づくりの観点から、次代を担う町民の研修等事業の充実に積極的に進めてまいりますので、今後とも、小清水町教育へのより一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 令和5年5月31日

 教育長 加藤 友幸



教育長室だより